用語集 — ツギノテ。FUNGLOSSARY

用語集

記事に出てくる言葉や、掘り下げた雑学の要点を、できるだけやさしく、正確にまとめます。由来・語源には諸説あるものも多いので、定説・有力説・俗説を区別して示します。

硬筆
KOHITSU
鉛筆・ペン・ボールペンなど硬い筆記具で文字を書くこと、またその書写・書道の分野。柔らかい穂先で書く毛筆(軟筆)に対する言葉で、日本では学校の書写教育や各地の硬筆展覧会を通じて親しまれている。より美しく書きたいという実践者の要望が、規格を超えた濃い鉛筆を生む背景にもなった。
民間語源
FOLK ETYMOLOGY
言葉の本当の由来とは別に、後から「もっともらしく」語られる語源のこと。音や字面の似た言葉と結びつけて説明されることが多く、広まりやすいが証拠を欠く。「OK」のギリシャ語説・チョクトー語説などが典型で、定説・有力説・俗説を分けて扱う必要がある。
アポフェニア
APOPHENIA
本来は無関係な物事のあいだに、意味やパターンを見出してしまう心理傾向。偶然の一致を必然のように感じる働きで、トランプの枚数を暦に重ねる話のような、数の一致に後から意味を貼る俗説・後付け説明が生まれる背景にもなっている。
スキューモーフィズム
SKEUOMORPHISM
現実の物の見た目や質感をデジタルのデザインに写し取る手法。フロッピー=保存、ゴミ箱=削除、封筒=メールなど、見慣れた物にたとえて操作の意味を推測しやすくする。実物が消えても絵だけが記号として残ることがある。
ネーミングライツ
NAMING RIGHTS
施設などに企業名・商品名を付ける権利。命名権とも。駅では会社の都合で名前が伸縮するため、「日本一長い駅名」が入れ替わる一因になっている。
草(ネットスラング)
KUSA
笑いを表すネット上の表現。「w」を並べた「wwww」が草の生えた様子に見えることから生まれた名詞・動詞的用法で、「草生える」「大草原」などの派生語がある。普及時期は諸説あり。
アンフォラ
AMPHORA
古代地中海の両手付きの素焼きの壺。ワインや穀物を運び量る容器で、取引の単位にも使われた。16世紀の商業文書では @ がこの単位の略号として使われた例が知られる。